責任

補章

現場が止めない会社は、必ず事故を起こす

事故は、ある日突然起きるものではない。多くの場合、それは「止めるべきだったのに、止まらなかった」結果として起きる。異変に気付いた現場はあった。違和感を覚えた人もいた。それでも作業は止まらなかった。それは会社が現場に作業を止める判断を許されて...
構造

ハラスメントは構造の問題の表れ

パワハラ、セクハラ、マタハラ。職場には、様々なハラスメントが存在する。職場でハラスメントが起こったら、「ハラスメントをしたお前が悪い」そう言って、起こした当人を処分するのが常だ。確かにハラスメントは“悪だ”だろう。なら、その原因はどこにある...
構造

判断遅延は責任転嫁

「もう少し様子を見よう」「念のため確認を取ろう」「関係者の合意が必要だ」職場では、こうした言葉が当たり前のように使われている。一見すると慎重で、真面目で、責任感のある対応にも聞こえる。だが、その判断は本当に“遅れている”だけだろうか。決断を...
現場

「前からこうだから」は最悪の理由

ムダな業務が多い職場ほど、評価が歪む。なぜなら、ムダは成果ではなく「忙しさ」を量産するからだ。意味の薄い会議、目的のない資料、承認のためだけの作業。それらは何も生み出さないが、時間だけは確実に消費する。そしてこの「消費された時間」は、努力や...
構造

ルール重視が職場を壊す

「ルールだから守る」それ以上の説明がないまま、職場では多くの決まりが運用されている。誰もが幼いころから“ルールは守るもの”と教わる。そして、それが当たり前だと思う。だが、職場の現状はどうだろうか。会社あるいは職場のルールが忠実に守られている...
構造

決めない上司が最も高くつく

「もう少し様子を見よう」「前例を確認してから」「関係者とすり合わせが必要だ」一見すると、慎重で責任感のある発言に聞こえる。だが、それは本当にそうだろうか。決断を先延ばしにする上司のもとでは、仕事は止まり、現場は待たされる。判断を仰ぐための資...
現場

「会社の金だ」は危険信号

「会社の金だ。使えばいい」そんな言葉を使ったことはないだろうか。あるいは、聞いたことはないだろうか。言った側の理屈は単純だ。会社の金を使っても、自分の懐は痛まない。しかし、その考え方こそが危険信号だ。会社の金とは、どこから来た資源なのか。売...
構造

ルールは責任回避の口実

「ルール通りです」「マニュアルに書いてあります」「決まりなので仕方ありません」職場でこうした言葉を聞いたことはないだろうか。あるいは、自分で使ったことはないだろうか。一見すると、それらは正しそうに聞こえる。ルールを守ることは重要だ。秩序を保...
現場

無条件で従う職場はもう負けている

会社に所属している以上、上司の指示に従う。それは当然のことだ。だが、それは絶対ではない。上司も一人の人間であり、会社も人間が運営している以上、間違えることはある。それ自体は、特別なことではない。では、上司や会社が間違えた時、それを指摘し、訂...
構造

評価制度が人の行動を如実に映す

「努力すれば報われる」「結果を出せば評価される」「頑張れば給与が増える」最初は、誰もがそう信じる。だが、実際はどうだろうか?努力をしたところで、“何をやってるんだろう?”と白い眼を向けられる。結果を出しても認めてもらえない。それどころか迷惑...